合格者の声

教育
講師 滝口準一先生
~ペットの「食」を入口として、プロフェッショナルな
知識の骨格となる「ペットフード販売士」~

情報が手軽に手に入る時代だからこそ必要な正しい知識

 スマートフォンなどによって、あらゆる情報がいつでもどこでも簡単に手に入るようになり、インターネット上には、ペットに関する情報も溢れています。ペットに関するちょっとした疑問や悩みも「とりあえず、インターネットで調べてから。」といった具合に、まずは手軽に情報を入手することを優先してしまう飼い主さんは多い。しかし、手に入れた情報が正しいものであるとは限らないのです。
 もし、誤った情報を持った飼い主さんが動物病院やショップを訪れて質問をしても、問われた側に正しい知識がなかったとしたら、飼い主さんにとって大切な家族であるペットの健康が損なわれてしまうことにもなりかねません。  人とペットの豊かで幸せな暮らしのために、これからペットのプロとしてはばたいていく学生たちが正しい知識を身につけることは不可欠なことなのです。

大切なのは、知識の骨格にそれぞれがオリジナルに肉付けしていくこと

 ペットの生理学や栄養学をはじめ、関連法規やペットフードの製造・保管など、「ペットフード販売士」の資格を取得するための学習内容は広範なものとなりす。これからペットのプロとしてさまざまな現場で活躍する学生たちにとって、これらは知識の骨格を形成する大事な基礎といえます。
 大切なことは、しっかりとした知識の骨格が作られ、そこにさまざまな現場での経験から得た知識が肉付けされること。ひとりひとりが、オリジナルの知識を積み重ねていくことです。それによって飼い主さんとの信頼関係が生まれ、知識のキャッチボールもよりスムーズで深いものになっていくはずです。
 ちば愛犬動物フラワー学園では、ひとりひとりの知識の骨格となり、現場で役立つ”即戦力”の知識を得るためのツールとして「ペットフード販売士」を捉え、学習指導の軸としてカリキュラムに加えています。

プロの現場で役立つ「実学」としてテキストを活用

 学校では、約3分の1の学生が「ペットフード販売士」の資格取得のための授業を必須のものとして受けています。毎年約80名の学生が受験し、なかには100点満点で合格する学生もいます。
 動物が大好きで入学してくる学生たちはみな、「医食同源」ということをよく理解し、ペットの健康に関する知識欲も旺盛でペットフードへの関心も高いといいます。
 授業では、テキストのQ&Aを使って学生に答えさせたり、飼い主さんの立場になって質問させたりするなど、現場をシミュレートした体験型の学習も行っています。プロの現場での対応が疑似体験できる授業は、学生にも好評だといいます。また、重要なポイントではミニテストを実施して学生のモチベーションを維持しています。
 このようにテキストを活用することによって、知識が自然と身につくようになり、学習したことが「実学」となってプロの現場で活きてくるといいます。

正しい知識を柔軟に伝える ”知の伝道者” に育ってほしい

 習得した知識は、実際に飼い主さんとペットにとっての有益な情報として伝わることではじめて活かされたといえます。しかし、杓子定規な伝え方ではなく、しっかりと「個」を見て伝えることが大切だといいます。
 例えば、飼い主さんにペットフードを奨める際に、単にペットの種類や年齢、体重といったハードな情報だけを聞いて判断するのではなく、そのペットの性格や嗜好、日常の様子といった「個」の状態を可能な限り把握することも大切。ペットの個性を知ったうえで、それぞれにふさわしい知識を伝えていく。そんな柔軟で的確な知識の活用ができる能力を身につけてほしいといいます。
 限られた時間のなかでペットのプロに求められるすべてを教えるのは難しいことですが、「ペットフード販売士」は、最も大切な知識の骨格を作り、活かせる知識として学生たちの実になっているといいます。

もっと多くの学生が受験できるようなシステムを作りたい

 現在、学校ではドッグトレーナーコースとアニマルケアコースの2クラスの学生のみが「ペットフード販売士」の試験を受験しています。しかし、習得する知識の範囲が広く、ペットにかかわるあらゆる職種で活用できることから、近い将来、他の学科の学生も積極的に受験できるようなシステムを作っていきたいといいます。
 より多くの学生が正しい知識を身につけ、ペットのプロとしてさまざまな現場で役立てていくことが、人とペットの豊かで幸せな暮らしにつながるはずです。ちば愛犬動物フラワー学園からはばたいていくみなさんが、正しい知識を世の中に広め、人とペットが笑顔で暮らせるような社会に貢献してくれることが期待できます。

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